色々と書いていこうと思っています。
(以前のブログは消えてしまいました…)
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音楽著作権の割引 3
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    音楽著作権料の割引

     

     即ち、日本音楽著作権協会との交渉に、最初は一切関わって来なかったTBSA(東京ボールルームダンススクールアソシエーション)が、著作権料の担当をやらせて欲しい、と言ってきたのです。それを……

    『本来、「JASRAC」との間で締結された基本合意書並びに団体契約は「NDLS」との間で交わされた契約です。団体契約では、NDLS加盟のダンス教授所に対する特典として割引率が算定され、その使用料を支払う事となっております。』 とし…
    『著作権料を支払わない教室等が生じた場合にはNDLSが弁済することとなっている為にTBSA体制の見直し、会費負担をしている会員の皆様の意向も配慮し、TBSAの会費を負担していない非会員の団体契約を解除することに決定しました。』 とされています。

     契約をしているのに支払わない教授所がいるためにNDLSの負担が大きくなっているとの事であります。(あくまでも、約束ではNDLSの会員と財団の認定教室は同等の条件で!です)

     然し、これは単にTBSA又はNDLSの事務手続・会員管理能力の欠如でもあります。

    例えば、3月の末日までに翌年度分の著作権料を一括して払い込むのであれば、毎年12月末日までに、翌年の決められた著作権料を決められた口座に払い込ませ、遅れた教室には遅延手数料も含め、1月末日までに払い込む様に督促して、それでも支払わない教授所には、3月10日前後に「JASRAC」に通知し、名簿から外せばよいのではないですか。

     交渉には加わらず、基本合意書を締結しているのはNDLSです、とはよくも言えたものです。

    私が未だ資格審議委員長だった頃、TBSAに友好的に話し合う場を求めたのですがTBSAは応じませんでした。当然、現在でもそうでありましょう。(自分達の既得権とでも思っているのでしょうか?)

    後ほど著作権協会との交渉結果は全て「風適法の改正」に引き続きホームページ上に公表致しますが、最初、担当者は「当時ダンス教授所からの著作権料収入は年間約1億円だったが、それを3倍の3億円程度に値上げすることを上から命じられている」、と言っていました。それに対し連盟は「ダンス教授所は『客にダンスをさせる営業ではなく、客にダンスを教授させる営業』である(即ち、他のダンスを教えている業種、ジャズ・ダンスやエアロビクス、タップダンス、アルゼンチン・タンゴ等と同様のカテゴリーに入れるべきである)、との主張をしてきたものであります」。(風適法が改正された様に、著作権料規定の改正を求めたものであります)

     前述した如く、トップ会談で話し合われた結果(私も出席していました)によって、現在よりも値上げしない、との約束で詰めていたものを、NDLSの様に、それ迄の話し合いの内容を知らない者が交渉の担当者(と言ってもどの様に著作権料を集金するか、だけのことです)が話し合いをした結果、私のスクールでも以前より年間の著作権料は高くなっています。

     当初は、「団体契約の会員は28%の割引の特典を受ける事が出来る。」とありました。然し、実際には20%を引いた料金を払い込み、残りの8%の内、5%は各都道府県のNDLS加盟の協会に、3%はNDLS本部会計に入ることになっていたのです。

     現在は、28%を控除した後、手数料として一律(3千円だと記憶しています)にNDLSに払い込んでいる状態です。

     会員からも指摘があり、また、正副会長、専務理事、常務理事など6名の役員に年間一律に60万円の支払いがあることをTBSAの役員から聞き、私もTBSAからの退会を決意しました。

     私のホームページにもある様に、財団としては、平成11年、風適法の改正により認定教室制度が発足しました。当時参加した認定教室は1373であり、(2011年8月現在)その後、年末には33教室増えて1400を超えています。又、当時、連携組織である「日本アマチュア技術検定機構」加盟の教室が約300あり、交渉に当たっては財団が委嘱されている状態であり、全国約2500教室と言われているダンススクールの3分の2以上に当たります。(当時の記録より)

     財団の資格審議委員会は認定教室を把握している為に、この著作権料を担当するのも最適な機関でありました。一方、財団に登録していなかったJDCJCFの方達は「全ダ連」がJASRACの団体契約の代表者となっている様に、風適法同様、両者が担当すべきではなかったでしょうか。

     現在、NDLSは約1500教室が加盟している、と言っているそうですが、この音楽著作権の問題を使って組織の拡大を図ったものでありましょう。

     今回の問題も実質的な著作権料の値上げをタネに再度の組織の増大を図るのであれば見過ごすことは出来ません。

     本来、ダンス界全体として「著作権料の撤廃」を進めるべきであると思いますが、風適法の時と同様、法律(改正を目指すべきもの)を自分達の組織、ひいては自分の地位や利益を目的に反対運動をする様なことがあっては、絶対に許すことは出来ません。

     次回は、アマチュア技術検定、及び、将来の著作権法の改正に向けての「私案」を掲載する予定です。
     (私の体調が余り良くないので明日アップ出来るかは確定できませんが)

     

     

     

     

     

     
    Posted by : shinodamanabu | NDLSの不法な契約解除 | 18:00 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    コメント
    群馬の教室は支局長の命令で著作権料を支払ってきませんでした。今回、纏めて10年間分の料金を取られましたが、お陰様で易くして頂けました。
    ありがとうございました。
    | 群馬の1教室経営者 | 2012/11/02 1:15 AM |

    コメントを有難うございました。以前、群馬県まで
    行って皆さんに著作権料のことをお話ししたことを
    思い出しました。
    皆さん、とても真剣に聞いて下さったことを感じま
    した。今後、誰かが(私は高齢ですので)この問題
    で政治とマスコミを動かして、他の業界と同様な条
    件での公正な料金となる様に「法律の改正」等、運
    動して戴きたいと念願しています。
    | 篠田 学 | 2013/01/27 12:41 PM |










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